- 筆耕を本業にしたい
- 筆耕の仕事をしたいけれど、自分でサービスを作ることは難しそう…
- 筆耕会社の筆耕士の採用選考ってどんな感じ?
筆耕の仕事をしたい人の中には、筆耕会社の筆耕士として働くことに興味のある人もいるはずです。
筆耕の仕事は、筆耕のスキルさえ持っていれば個人でもサービスを作って販売することも可能なので、自由な働き方ができるとても魅力的な仕事。
でも、特に初心者や筆耕で大きく稼ぎたい人にとって個人では結構厳しい世界なんですよね…
そこで、本業の傍ら細々と副業で筆耕をやっている私自身、思い切って筆耕会社の筆耕士募集の求人に応募してみました。
結論から言うと、
2社の筆耕会社に応募し、2社とも選考通過してしまいました!
2社とも通るとは思っておらず、ビックリしたよw
筆耕会社の筆耕士募集は、各社HPを見てもそれほど詳しい情報も載ってはいませんし、体験談などの情報もネット上ではほとんど見ません。
この記事では、2社の筆耕士募集に応募した私の体験談を中心にお話したいと思います。
筆耕会社の筆耕士募集の求人に応募してみようと考えている方の参考になれば幸いです。
筆耕会社の筆耕士募集に応募した理由
そもそも、今回どんな経緯で私が筆耕会社の筆耕士募集に応募したのかをお話しておきます。
筆耕を本業にしたい
「将来は筆耕メインで収入を得たい!」
そんなことを考えながらも、筆耕会社で働くことはこれまではこれっぽっちも考えていませんでした。
というのも、私が考える筆耕会社のイメージが以下のようなものだったから。
- 筆耕会社の筆耕士は短期間に大量の筆耕をこなさなければならない
- 勤務は出社がメイン
- 上下関係が厳しそう(お局的な人がいそう…)
そのため、個人で筆耕サービスを作って販売することができたらいいな…とずっと思っていました。
でも、個人で筆耕ビジネスを始めることは、現実そう甘くはないよ。
筆耕初心者が個人で稼ぐのは至難の業
筆耕ビジネスの経験がほとんどない初心者が、いきなり個人で稼げるほど世の中は甘くはないです。
オウンドメディアを作って、そこから自分のサービスに誘導してみるも、ネットの検索で上位表示されなければ集客なんて夢のまた夢。
ココナラなどの出品サービスなら初心者でも比較的簡単に集客できますが、筆耕というジャンル自体そんなにサービスが売れるものではありません。
筆耕会社で経験を積んで独立を目指す
いきなり個人で稼ぐのが難しいならば、大変になることは覚悟の上でまずは筆耕会社で経験を積んで、実力をつけてから独立を目指した方がよいのでは?と考えました。
筆耕会社で働くメリットは、何と言っても 実践的な経験を積める こと。
個人ではなかなか受けられないような様々な種類の案件を通して、筆耕スキルを磨くことができます。
また、個人で仕事を探すよりも仕事を得やすいという点も魅力です。
筆耕会社であっても安定した収入が得られるとは限りませんが、少なくともお金を稼ぐチャンス は増えるはずです。
もちろん、筆耕会社で働くデメリットもあります。
厳しい納期や細かい修正 に対応する必要があるかもしれません。
それでも、将来の独立を見据えるなら、筆耕会社で経験を積むことは大きなプラスになるはずです。
筆耕会社の採用情報はブラックボックス
筆耕会社の筆耕士募集のページを見ても、詳しい内容はほとんど書かれていません。
応募方法だけがさらっと書かれているだけ。
普段私たちが求人を探すとき、その企業や団体ではどのような労働条件で働かせてくれるのか、気になりますよね。
筆耕会社の筆耕士は多くの場合、
- 雇用形態は業務委託
- 給料は完全出来高制
- 筆耕経験者待遇
といった採用内容です。
でも、実際にはこれだけではよくわからないもの。
私のように幼い子どもがいる人なら特に、時短や在宅勤務といった働き方ができるのかなど、詳細な労働条件を知りたいんだよね。
詳細な労働条件を知れるのは、選考に通過してから要相談のよう。
じゃあ、受けてみて筆耕会社の現状を確認するしかない!そう思ったのです。
筆耕会社の筆耕士募集への応募~採用の流れ
筆耕会社の筆耕士募集の応募から採用までの流れについて解説します。
実際に、私は2社の筆耕会社の筆耕士募集に応募し、2社とも選考通過しました。
ここで書く内容はあくまでも、私が応募した会社の選考の流れではありますが、他社であっても流れはそれほど変わりはないはずです。
筆耕会社の筆耕士募集に興味のある方の参考になれば幸いです。
応募する筆耕会社を決める
そもそも筆耕会社の求人はどこで探せばいいの?
そんな声も聞こえてきそうです。
筆耕士の求人は、転職エージェントなどではなかなか見つかりません。
基本的には、筆耕会社のホームページにアクセスし、筆耕士を募集していないか探すのが手っ取り早いでしょう。
とはいえ、筆耕会社の数はそれほど多くはありません。
東京周辺ですらそうなので、地方だと筆耕会社を見つけることも一苦労な場合も。
選択肢は多くはないので、気になる筆耕会社をいくつかピックアップしてその筆耕会社のホームページをじっくりとチェックしてみてください。
- どんな筆耕サービスに力を入れているのか
- ホームページに掲載されているサンプルの筆耕はどんな書体・字形で書かれているか
- 会社概要(社歴や社員数、取引先など)はどんな感じか
上記のような部分をチェックしてみるのがおすすめです。
応募する会社を選ぶヒントになるよ!
気になる点は筆耕会社に事前に聞いてみる
私は応募してみたい筆耕会社を3社ピックアップして、それぞれの会社に事前に気になる点を電話で確認してみました。
筆耕会社のホームページに記載されている筆耕士募集のページは、結構あっさりとしている場合が多いです。
そのため、自分が応募してもよいものなんだろうか…と思う方もいるでしょう。
事前に気になることを確認しておくことで、安心して応募することができますよ!
私が電話で聞いた内容は以下の通りです。
- 在宅勤務はできるのか?
- 就労時間は固定かそれともある程度融通が利くのか?
- 「筆耕経験者」とはどの程度の経験があれば筆耕経験者と言えるのか?
- 応募時に提出する作品の詳細について
私にはまだ手のかかる子どもがおり、就労時間と勤務場所は働く上ではかなり重要ポイントになるので、応募前に知っておきたいポイントでした。
また、多くの筆耕会社の筆耕士募集ページには「筆耕経験者優遇」などといった記載が見られます。
「筆耕経験者」ってどんなことを経験していれば条件を満たすんだろう…
これに関しては、筆耕会社によって基準が異なるので、不安な方は事前に聞いておくのがおすすめです。
あらかじめ、気になることを各筆耕会社に確認できたことで、3社中1社は私の理想とはかなり異なることがわかり、応募せずにすみました。
応募準備をする
募集要項に「筆耕経験者優遇」などと記載があっても、最終的には応募時の毛筆作品がすべて。
実際に私が筆耕会社に電話したときにも担当者の方は、経験うんぬんよりも現時点で毛筆の筆力がどの程度のものかが重要だとおっしゃっていました。
つまり、
この応募の準備が筆耕士の採用の流れの中で最も重要なのです!
筆耕士募集に応募する際には、私が調べた範囲ではどの筆耕会社も毛筆で書いたものを提出するよう記載があります。
毛筆で何を書くのかは筆耕会社によって異なります。
私が応募した2社の場合は以下の通りでした。
- A社
-
賞状や封筒のあて名書きなどの作品(点数は明言されていない)
- B社
-
履歴書を白紙に毛筆縦書きで書く
ちなみに、私の場合は以下のものを用意しました。
- A社
-
A3枠あり縦書き賞状1枚、洋1封筒のあて名書き(横書き)
- B社
-
A4のコピー用紙3枚を使用し履歴書を作成
特に、履歴書の毛筆書きは私自身初めてで、どの程度の文字サイズでどんな項目を書くのがよいものかわからず、何度も下書きを作り直しました。
履歴書の下書きにはかなり時間をかけたよ。
履歴書のレイアウト作成は、文字サイズや行間など、賞状レイアウトと同じような感覚で作ることができました。
筆耕をやるなら、いろいろなことに応用の利く賞状技法を学んでおくことは必要だなと今回改めて感じました。
郵便局から速達で発送→翌日到着その日のうちに筆耕会社から電話が!
応募の準備ができたらいよいよ発送です。
発送方法などの指定はない場合が多いですが、せっかちな私は少しでも早く結果が知りたくて、郵便局へ持ち込み速達で発送しました。
いつ送り先に届くかわかっていれば、多少気持ちはラクだね。
そして発送の翌日。
この日は朝からそわそわしており、仕事中も筆耕会社の選考のことで頭がいっぱいでした。
そんな中、昼前の時間帯にスマートフォンを見ると2件の留守電が。
その2件は私が筆耕士募集に応募した2社。
!!!
ドキドキしながら折り返しの電話をしてみると、いずれの筆耕会社も「選考通過した」との連絡でした。
こんなにも早く連絡が来るなんて全く想定していなかったので、正直とてもビックリしましたね。
嬉しすぎてこの日はずっと顔がにやけっぱなしだったな。
私は運よく2社とも翌日の午前中には連絡がきたのでよかったのですが、今回応募した2社はどちらも、選考通過した場合のみ連絡がくるという選考の流れになっていました。
もし選考通過しなかった場合はいつまで待っても連絡はこないので、ずっとモヤモヤした気持ちで過ごすことになっただろうと思います。
これは精神的には結構シンドイかもしれませんね…
選考通過したとの連絡の際、近いうちに筆耕現場の見学にいらしてくださいとのお声がけがありました。
筆耕現場を見ることでこの環境で働けそうかを判断します。
筆耕は在宅でできる仕事とは言いますが、筆耕会社の業務委託として働く場合、筆耕会社の筆耕室に出社して仕事をする場合が多いです。
そのため、事前に現場を見ておくことはとても重要です。
筆耕会社訪問
2社からの選考通過連絡の約2週間後、それぞれの筆耕会社に訪問し、筆耕現場を見学させていただきました。
A社訪問
A社は、筆耕室の見学が今回のメイン。
私自身、筆耕会社の筆耕室は初めて足を踏み入れたので、終始ドキドキだったよ。
A社に到着してすぐ筆耕室に案内され、30分ほどじっくりと見せていただきました。
ここで私がチェックしたポイントは以下の通り。
- 筆耕室の雰囲気
- 筆耕室で働く筆耕士さんの年齢層や性別
- 筆耕士さんのデスク周り
- 何を書いているのか
この日はお休みされている筆耕士さんも多かったようで、本来のA社の姿が見えにくい状況ではありました。
それでも、やはり訪問してみると印象がガラッと変わるので良かったです。
このとき、筆耕士さんたちが書かれていたのは、贈者が岸田総理大臣の賞状への名入れ!!
国からの賞状を書くなんて、個人サービスなんかではとうていできない案件なので、見ているだけでも興奮しちゃったよ。
筆耕をやるからには、最終的にはこのような大きな案件に携わってみたいので、とても魅力的でした。
また、この会社のポイントとしては、年中筆耕案件が絶えないということ。
筆耕の仕事は、卒業・入学シーズンが繁忙期、夏場は仕事量がかなり少なくなるもの。
でも、A社に関しては、その常識が全く当てはまらないそう。
実際、夏場でも就業時間中だけでは追いつかず、自宅に持ち帰って作業をすることも度々あるそうです。
「もし、うちに来ることを決めてくれたら、すぐに仕事振りたいくらい」と、A社の担当者。
うれしい反面、まだ手のかかる子どもがいる私に持ち帰りの仕事もあるこの環境で働けるだろうか…と自問自答していました。
B社訪問
B社は、仕事内容や就業に関するお話を聞く時間が30分ほど+筆耕室の見学5分ほどという内容でした。
B社は会社の組織自体がしっかりとしており、会社勤めをしている私にとっては安心感がありました。
実際訪問時には、採用担当者と筆耕士の取りまとめ役の社員さんが出てこられて、B社の筆耕業務のことや就労に関することなど、詳細にご説明頂けました。
A社ではその点ほとんど説明がなかったので、訪問後も色々疑問が残る状態だったのです。
働き方については、やはり基本出社でのお仕事になるようですが、働く日数や時間はかなり融通が利く環境だという部分も魅力的でした。
子育て中の私にとっては、労働時間の融通が利くという面が1番大事なポイント!
でも…
A社とは異なり、B社の場合は夏場はどうしても筆耕案件が少なくなってしまうとのこと。
所属の筆耕士全員に十分な量の作業がいきわたらず、自宅待機になる筆耕士さんもいるんだとか。
そうなると、やはり給与面が気になるところですよね…
筆耕室見学に関しては、B社は広くはない室内を1周した程度でした。
ただ、この日は多くの筆耕士さんが出勤されていたので、筆耕室ってこんな雰囲気なんだな!という部分がよくわかりました。
A社とB社を比較して…
2社の会社訪問を終えて、私はこの先B社と話を進めようと決めました。
その理由は、以下の通りです。
- A社は年中仕事があって魅力的だが、寝る時間を削る必要があるくらい持ち帰り作業が発生する場合もあるとのことで、幼い子どものいる私には難しいと思った
- 毎日出社することを考えると、A社のある場所は自宅から通いづらい
- B社の採用担当者の方がとにかく優しく丁寧な方で、私自身の状況(現在会社員として働いていることや幼い子どもがいることなど)を考慮した上で相談に乗ってくださり安心感があった
- B社は入社前(内々定段階)に筆耕研修が設けられており、研修を受けてみてから最終決断することが可能
仕事がちゃんと貰えそうかどうかも大事だけど、最終的には家庭の事情に合わせて働けるかが1番のポイントなんだよね。
筆耕研修
B社の筆耕研修は、私の場合、3時間×2日の合計6時間で行われました。
「私の場合」というのは、研修を受ける人がどの程度技術を持っているかによって、研修にかかる時間が変わるから。
当初は、2時間×5日間程度の研修だと聞いていましたが、応募時に提出した毛筆の履歴書の書きっぷりから、3時間×2日で行けそうだという判断になったようです。
この研修では、封筒の宛名書きをみっちり学びました。
内容は以下の通り。
- 1日目
-
- 縦書き洋1・洋2封筒、縦長封筒の宛名書き・レイアウト作成
- 2行パターン
- 3行パターン
- 4行パターン
- 5行パターン
- 縦書き洋1・洋2封筒、縦長封筒の宛名書き・レイアウト作成
- 2日目
-
- 横書き洋1・洋2封筒の宛名書き・レイアウト作成+1日目に終わらなかった分
- 2行パターン
- 3行パターン
- 4行パターン
- 5行パターン
- 横書き洋1・洋2封筒の宛名書き・レイアウト作成+1日目に終わらなかった分
やはり、筆耕の王道案件である封筒への宛名書きは、筆耕会社に入るならば確実に書ける必要があります。
私自身、宛名書きは賞状技法士養成講座の中でも学んでいますし、ある程度のレイアウトパターンも知ってはいます。
ただ…
賞状などに比べると、宛名書きは圧倒的に書きなれていないのです。
というのも、私は個人サービスのお仕事では封筒を書いたことはありません。
宛名書きを書くということは、基本的には1度にたくさんの個人情報を収集することになります。
万が一、お客様から提供頂いた個人情報が漏洩してしまった場合のリスクを考えると、宛名書き案件を個人で扱うことはどうしても躊躇してしまいます。
特に私自身がセキュリティにうるさいIT企業に勤めているというのも、宛名書きをできる限り扱いたくない要因だったりはしますね。
でも、筆耕会社に入るなら、宛名書きはできないと仕事にならないからね…
研修時は、1人のベテラン筆耕士さんがずっと付きっきりで見てくれました。
とはいえ、手取り足取り教えてくださるわけではなく、ある程度宛名書きの知識がある前提での会話ばかりでした。
これは正直、宛名書きを学ばずにきたらちょっと辛いかもしれません。
また、B社の宛名書きは、B社独自のフォーマットで書けるようにする必要がありました。
そのため、私がこれまで学んできたルールはいったん無視して1からB社のフォーマットを学びました。
筆耕会社の求人に応募してみてわかったこと
今回、電話連絡3社、筆耕会社2社の求人に応募し、選考通過→筆耕室の見学、筆耕研修までさせていただいたことでわかった筆耕会社筆耕室の中のことを簡単に記録しておきます。
求人に書かれている「筆耕経験者」はどんな人を指す?
筆耕会社の求人の応募条件にはよく「筆耕経験者優遇」や「業界経験者」といった文言が書かれています。
その会社によってどの程度の経験者のことを指すかは異なるようなので、応募しようと考えている方は筆耕会社に電話確認してみるのがおすすめです。
筆耕会社で働いたことのある人を指す場合もあれば、筆耕の仕事(個人でもOK)を何かしらしたことがあれば該当する場合もあるようです。
筆耕会社は夏は暇?
多くの筆耕会社は夏場は仕事量が少なくなり、仕事が行きわたらない人も出たりします。
ただし、全ての会社が該当するわけではありません。
社歴が長く、大きな取引先を持つ筆耕会社は年中お仕事に恵まれるようです。
筆耕会社の筆耕士は在宅勤務できる?
在宅勤務できる会社もあるようですが、やはり基本は出社勤務推奨の会社が多いようです。
ただし、出社勤務推奨の会社でも終わらない仕事を各自自宅に持ち帰って作業することは普通にあることだそうです。
就労時間や日数は固定?
雇用形態が業務委託の場合は、人それぞれ。
週5回9時~15時で働く人もいれば、週2回10時~17時で働く人もいるようです。
ダブルワークは問題ない?
筆耕会社の筆耕士は、雇用形態が業務委託の場合が多いということもあってか、ダブルワークは問題ない場合が多そうです。
実際には、
- 週2回…筆耕会社+週3回…神社筆耕
- 週3回…筆耕会社+週2回…在宅で筆耕以外の副業
という人もいるとのことでした。
筆耕会社で働く筆耕士さんの年齢層は?
私が訪問した2社に関して言えば、訪問当日にいらっしゃった筆耕士さんはほぼ年配の方でした。
筆耕歴何十年という超ベテランさんも多数いらっしゃるとのこと。
おそらく、私がどちらの会社に入ったとしても、一番若者になるのでは…と思いました。
筆耕は年をとってもできる仕事・長く続けられる仕事であることがわかりますね!
筆耕会社の筆耕士さんはとにかく字を書くのが速くてきれい
筆耕室見学時も筆耕研修の時も、私が目にした筆耕士さんはみなさん字を書くのがとにかく速かったです。
しかも、字形も整っていて見栄えがきれい!
宛名書きの場合には、文字の下書きなし(文字幅、文字位置のみわかる下書きを用意)でいきなり毛筆で清書されていました。
筆耕会社の筆耕士になりたいなら実用書道の知識は必須
私が今回筆耕会社の筆耕士募集に応募して最も重要だとわかったこと。
それは、筆耕会社の筆耕士に応募する人は実用書道の知識は必須ということです。
そう思ったポイントが以下の通りです。
- 応募条件に「筆耕経験者優遇」などの記載があることが多い
- 応募時に提出する毛筆作品は、筆力だけでなくレイアウトなど作品全体の構成もしっかりチェックされる
- 筆耕研修では、実用書道(筆耕)経験がある前提でレイアウトなどの話をされるので知識なしでは厳しい
即戦力が求められているということが今回の一連の工程の中でよくわかりました。
筆耕をやるなら実用書道の知識は必須。
これはまさに以下の記事で紹介しているよ!
筆耕を本気でやりたい人には筆耕会社の筆耕士はアリ!
今回は、副業筆耕士である私が筆耕会社の筆耕士募集の求人に応募した体験談をご紹介しました。
筆耕会社の筆耕士についてはあまり情報がなくブラックボックスなところがあるので、当初私個人的にはあまり良い印象を持ってはいませんでした。
でも、実際に応募・会社訪問・筆耕研修・その他メールなどで連絡のやり取りを行って、筆耕会社のイメージがだいぶ変わりました。
私が思う、筆耕会社の筆耕士になるメリットは以下の通りです。
- 個人で筆耕サービスを行うよりも確実に筆耕の仕事を得られる
- 個人では絶対受けられないような案件に携わることができる
- 他の筆耕士さんの仕事ぶりを間近に見られて勉強になる
- 書き方に迷うような案件でも他の筆耕士さんにすぐ相談することができる
将来的に筆耕である程度生計を立てたいと考える人にとっては、一度筆耕会社の筆耕士にチャレンジしてみることはアリだと感じました。
最後に…
実際に私が筆耕会社の筆耕士になったのかに関しては、以下の記事でご紹介しています。
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